横田 加奈子

家庭用ミシンから人事、再び家庭用ミシンへ

 

 

 縫製機器家庭用ミシン営業

2007年度入社

私の業務はすべて家庭用ミシンの営業支援に関係するもので、カタログや取り扱い説明DVDの製作、イベント運営、ホームページ運営、そしてミシンのインストラクターといった仕事を手がけています。名称は異なりますが、入社後に最初に配属された部署でも同様の業務をしていて、3年ほど人事部に配属された後、再びこの仕事に戻ってきました。

 

現在の仕事の特徴としては、実際に当社の家庭用ミシンを使っていろいろな作品を作るという点です。イベントの際にデモンストレーションも行いますし、カタログに掲載する作品やディーラーさん向けの販促品なども作ります。その際、自分の好きなものを作ればいいというわけではないですから、洋裁の雑誌を読んで勉強したり、世の中のトレンドにも気をつけるようにしています。

また、営業の支援は国内だけではないので、年に数回は海外出張もあります。現地インストラクターの養成も、私の重要な仕事のひとつ。人を育てるのは難しいですが、同時にやりがいもあります。

 

私はどちらかというとメカマニアのようなところがあるので、作品を作る作業自体より、ミシンに触れ、そのミシンでできることを追究していくのが好きです。現在の仕事に戻ってそれを改めて感じたのですが、そう気づいたのは人事部での3年間があったからこそ。人事部でさまざまな部署や人と関わることができましたし、熱心になるあまりひたすらミシンと向き合うことだけに突き進んでしまう、そんな視野の狭い働き方をせずにすみました。

 

現在は縫製機械整備技能士2級を修得すべく勉強中です。この資格はミシンの点検や検査、故障部分の判断、分解、交換部品の選択、組立て及び調整までの一連の作業が行える技能の証明になるもの。私は洋裁専門の学校をは出ていませんが、実務経験を経て、その受験資格を得ました。 

自分の働く具体的なイメージが頭に浮かんだ

 

 洋裁好きが高じて、大学3年生の時に通った洋裁教室で使っていたのがJUKIのミシンでした。そこでJUKIの職業用ミシンの性能のよさにびっくりしたんです。工業用ミシンだったらもっとすごいんだろうなと漠然と感じ、初めて就職先として意識しました。扱う素材やミシンによって製品の仕上がりがまるで違うことに興味が湧いたし、ものをつくるメーカーに勤めたいという思いもありました。

 

最終的にJUKIで働きたいと強く思ったのは、2次面接の時でした。家庭用ミシンを担当している社員の方が業務の説明をしてくれた時、「あ、私はそういう仕事ができるんじゃないか」と、自分の働く具体的なイメージがぱっと頭に浮かんだんです。その時のイメージと違わない仕事が、今は実現できているわけですね。新しいミシンのカタログを作るとき、私が消費者だったらそのカタログにどんな情報が載っていて欲しいだろうと考え、思い描いたイメージ通りのものが仕上がった時などは、ミシンを扱っているひとときとはまた違った充実感があります。

 

ちょっと大変だなと思うのは、仕事の分量が多いこと。お客様センターに「こういうアクセサリーを買ったのだけどうまく縫えない」といったお問い合わせの電話があると、それが私に回ってきます。そうするとその時していた仕事を中断し、急いでミシンに向かい、お客様の症状をその場で確認、実験するんです。

 

時間がいくらあっても足りない状態なので、仕事の順番を考えながら進めることを心がけています。縫物関係は時間がかかるのでまとめてやるとか、取り扱いDVDは製品に同梱されるので早めに進める、とか。常に先を見越して仕事をする力を養うことができれば、忙しくなりそうな時期も的確に予測できるので、より時間をうまく使った仕事の進め方ができるのではと考えています。

ものづくり会社として矜持を持った仕事を

 

 

 「家庭用ミシンの部署で働くのは楽しい」というイメージを持つ方は多く、就職活動中の学生さんからもよく言われます。

 

確かに裁縫好きな人には魅力のある職場ですが、社内で作る作品は自分のものではない、商品を売るための販促ツールなのだということを、常に意識する必要があると思います。ここの仕事はあくまでも、お客様にミシンを使って作品を作っていただくこと。ですから自分自身が作りたいものや芸術性の高いものではなく、万人受けしそうな形、色柄を意識して作るということは知っていて欲しいですね。

 

その上で、ものを作ること、手を動かすことが好きな前向きの人が当社を選んでくれたらうれしいです。そして入社してからは、自社製品に誇りと愛情を持って欲しい。そうでなければ、誠実に作ったり誠実に売ったりはできないと思うのです。そういう人と一緒に、ものづくりの部分にこだわり、ものづくり会社としての矜持を持った仕事をしたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

(2013年12月) 

 

 

 

 JUKIの仕事

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