石島 正典

多様な仕事をこなす生産技術部

 



                         生産技術

2005年度入社

 

 

研究でも開発でもない生産技術という部署では、大田原事業所を拠点に、日本や中国・ベトナム等のJUKIグループの各生産拠点に対応する生産システムの企画と実施を行っています。具体的には、ミシン製造の新工法の先行技術開発や生産システム改善、生産移管支援などですが、これでもまだ漠然としているかもしれませんね。

 

ミシンに限りませんが、お客様がメーカーに求めるのは良い品質の製品を、より安い価格で、タイムリーにお届けするということです。その要求に応えるために、各地の生産拠点、つまり工場でより効率的に生産ができるようにバックアップするエンジニアが生産技術なのです。まず新工法の先行技術開発とは、今はまだ実用化されていない新しい工法を、将来的に実用化できるように企画から設計、実施まで行う仕事です。まだ確立されていない技術を開発するという意味では、ちょうど製品開発における先行技術開発と似ていますね。生産システム改善は、今ある生産設備や工法、システムなどの生産方式を改善して、より低価格での生産を目指す開発です。さらに生産現場で働く社員がより快適に働けるように、環境を改善することも考えます。現在の私の仕事では、これがもっとも大きな比重を占めています。生産移管支援というのは、たとえば2つの工場を1つにまとめるといった生産拠点を変更・再編する際に、どんな設備を導入する必要があるかといったさまざまな生産にまつわる事項のサポートをすることですね。

 

大田原の工場でも導入されているデジタルセルも、生産技術部が手がけたものです。工場での作業は人によって習熟度に差があり、不慣れな人にはベテランがついて組み付けの方法などを指導していました。それが作業手順を画面に表示させることで誰もが一定のスピードで作業できるようになり、合理化につながりました。

 

今はちょうど中国の生産拠点の加工能力向上に関わっているので出張にも行きます。いくつかの仕事を同時進行で行うだけでなく、得手不得手のジャンルに関わらず何でも手がけないといけないので大変ですが、その分やりがいも感じます。
 

仕事の結果が目に見えるから工場はおもしろい

 

今までで一番辛かった仕事はなんだろうと考えると、特に思いつかないんですよね。楽しかった仕事はいくつもあって絞れませんが、やっていておもしろさを感じるのは、生産設備、生産に関わる器具でも工法でも新しいものを取り入れて、それが実際に使えるか検証するという仕事です。

 

また、自分が働いている環境も気に入っています。工場にいると自分のやったことの結果が即座に目に見えてわかるんです。効率よくなったとか合理化されたとか、あるいはここはこうすべきだったという反省点も。おのずと、次も頑張ろうとか、次はさらに良い結果が出せるようにしようとか考えます。それが製造現場に隣接している大田原に勤務する醍醐味と言えるんじゃないでしょうか。

 

現在の自分の課題としては、どんなに難しいことでも簡単に、わかりやすく伝えられるようにするということです。人に分かり易く論理的に説明をするというのは難しいです。うまく伝えられないことが多く、もどかしく感じます。クライアントに対してだけでなく、質問してくる後輩に対しても同様です。まだまだ先輩から学ぶことがたくさんありますが、後輩に教えなくてはいけない立場でもあるので、伝え方についてはいろいろ試行錯誤しつつ、少しずつでも上達していきたいです。
 

色々なことができる職場だから退屈とは無縁

 

学生時代からモノそのものよりも、そのモノの作り方、製造過程について興味があったので、生産技術のできる会社で働きたいと思っていました。ですから就職活動の際に生産技術の募集があったJUKIを見つけたときはうれしかったですね。さらに工場見学をさせてもらい、この製造現場ならば自分のやりたいことが実現できると確信しました。

 

入社してみて、JUKIではやれることの可能性が大きく広がっているということを実感しました。ものづくりができ、それをすぐに検証できる。工法もすぐにテストして善し悪しを判断できる。これはものすごく楽しいことなんです。色々なことができる上に繰り返しがないので、仕事がマンネリだとか退屈だとか思うことは一切ありません。これからもどんどん新しい技術を導入するような仕事に関わっていきたいですね。
 

 

(2013年3月) 

 

 

 

 JUKIの仕事

↑ このページの先頭へ