石井 憲

国内でチップマウンタと営業をしっかり学んでから海外へ

 

産業装置営業

2006年度入社

私は産業装置ユニットの営業部で、出張ベースで現地法人(欧米中)のサポートをする仕事を担当しています。海外では現地のJUKI法人から、さらに現地の代理店を通すのが基本となりますが、重要なミーティングに同行し、JUKI‐現地JUKI法人との調整をする事が私の主な業務になります。

 

私は海外営業志望で入社しましたが、当初は入社後の5年間程度は国内営業で製品についてしっかり学ぶようにと言われていました。若い社員がぽんと海外に行くと、代理店の人のほうが経験豊富であったりするわけで、製品に対する知識が不十分だと信頼を得られないんです。それに国内での営業活動を行うことにより、営業として必須である商の感覚や、駆け引きのポイント・勝負どころが学べます。

 

実際には入社4年目から海外へ出張に行くようになり、月一回のペースで最近は主に中国に行っています。もちろん苦労はあります。代理店に対し新しい戦略を伝えると、現地の従来のやり方との違いから「その方針は現地のやり方にそぐわないので従えない」と言われる場面もありました。しかし、真摯に根気強く伝えることで相手との信頼関係が生まれ始め、互いに新しいやり方を理解しあえるようになって来たのは本当につい最近です。

 

また、2012年から訪問するようになった中国では、お客様の年齢層が欧米に比して、遥かに若い事に驚いています。技術的なプレゼンをすると質問の嵐で、帰してくれません。あの向上心・学習意欲は見習わなければいけないと、危機感を覚えています。

 

海外で働くことで、日本人の細やかさもよく見えるようになりました。それがジャパンクオリティの礎になっているわけで、世界基準から考えると細かすぎるかも知れませんが、そこは日本人として、メーカーとしてこだわるべきポイントだと考えています。但し、他国の方から細かいと思われているかもしれないと認識しておくことは重要です。
 

海外での仕事は華やかなだけではない

 

海外に駐在したい、海外出張の多い部署で働きたい、そんな希望を抱いている学生さんも少なくないと思います。私も海外で働くことに希望や夢を抱いたのでよくわかります。けれど、国内でしっかりできない仕事は海外に行ってもできません。日本のJUKIの代表として行くわけですから、現地スタッフにたとえ反発されようがはっきりとJUKIの方針を知らせる必要があります。反対に国内にいる上司に対しては現地スタッフの味方をしたりとか。ものすごい板挟みですよ(笑)。

 

また、海外で颯爽と外国人相手にプレゼンをするネゴシエーションをするというイメージを持っていると、現実とのギャップに愕然とすることになります。そんな場面が無いわけではありませんが、海外での商談は基本的に現地スタッフを信頼して任せ、私たちは彼らに必要な情報を提供して仕事をしやすい環境を作るのが仕事、いわば縁の下の力持ち。それをふまえると、いい仕事ができる人って語学力だけではなく、日本人ならではの細やかな気遣いができるかという点が大きいと思います。その点JUKIは人の素の力をよく見ている会社だと思いますね。、面接でチェックしているのは、ただ単に語学力とか留学・インターンシップを経験したとかだけではないと思います。個人的には、目の前にあることに対して素直に一生懸命になれること、知らないことを恥ずかしがらず人のアドバイスを受けられること、その辺がJUKIの求める素の力なのかと感じています。それはどんな仕事にも共通することとも言えるでしょうね。
 

就職活動時、JUKIを見つけられて良かった

 

学生時代、大学院までずっと中世西洋史の勉強をしていて、卒業後はその分野の権威がいるアメリカの大学へ行って研究を続けるか、あるいは国内で今までの研究とはまったく関係ない仕事に就くか、少し考えた時期もありました。最終的には社会に出ることを選びましたが、その選択には今でも後悔はないですね。

 

就職活動の際、海外での営業があるメーカーを探しているときにJUKIを見つけました。他社の説明会や面接では「学生をふるいにかけてやる」といった雰囲気の会社が多かったんですが、JUKIの場合、「説明会は選考とは関係ありません。まずは私たちの会社を知ってください」というふんわりとした雰囲気で、それがもうほかの会社と全く違ったんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(2013年12月) 

 

 

 

 JUKIの仕事

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